第9回 岩石と鉱物 

啓林館 地学  p85~p104

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今週は,学校(授業)再開(?新学期)が始まりますので,期待と不安の入り交じった気持ちかと思います。 まあ,ぼちぼちやっていきましょう。と言いたいのですが,ほとんど頭空白状態(私)ではないかと思います。 学校での実習も,いきなり岩石鉱物で,いろいろ課題をこなして,そっちに慣れてしまったかもしれないですね。
岩石サイクル
 といいますのも,地震の次は火山という流れなのですが,火山の実験・実習といったらコーラにメントスを入れる, カルメ焼きをつくる,のようなアイテムしかないからです。地震やプレートは物理的でしたが, 岩石・鉱物は化学的な話になります。 地表付近でみられる岩石の多くは火成岩といって,マグマが冷えて固まってできた物です。 代表的なのが花崗岩で,駅の階段や墓石に使われている白っぽい御影(みかげ)石という石材として広く使われています。
花崗岩;wikipediaより
これは, どろどろしたマグマが噴火して固まった溶岩ではなく,地下にあるマグマが100万年ぐらいかけてゆっくりと, 冷えて固まった物だと考えられています。同じ条件を再現することはできない(100万年かかる実験)ので 「と考えられる。」という表現になります。細かい岩石鉱物の種類や分類の説明は,課題にゆずりますが, 地表に見られるのは,花崗岩や安山岩などの火成岩と,それらが長い年月の間に風化して砂や泥になって 雨や川の浸食で堆積して,さらに長い年月ののちに固まったものを堆積岩,そして, 一部に,これらの岩石がプレート運動によって地下に運ばれ,熱せられたり圧力で変質した, 変成岩があります。変成岩は有名な埼玉県の長瀞などで露出しているのを見ることができます。
 地下にマグマができる理由を説明していませんが,すでに海洋底はマントルからわき上がってできる, ということでしたよね。海洋底は玄武岩でできています。結局,様々な岩石は次の図のように地表と 地球内部で循環していることになり,これを岩石サイクル,と呼んでいます。

岩石サイクル  信州大学地質学教室のHPの図に加筆

岩石と鉱物
化学で,混合物と純物質という言い方があったと思います。岩石は混合物で,鉱物は純物質に当たります。 純物質は,一定の化学組成をもつという,化学式で表わすことでき,これらのいくつかが集まっているのが, 岩石です。ダイヤモンドやルビーなどの宝石も鉱物ですが,岩石をつくるのは,石英など主に6種類で, 造岩鉱物と言います。さらに,その主なものは,Si(ケイ素)とO(酸素)の結合した, SiO4を骨格とした原子構造を持っていて,ケイ酸塩鉱物と呼んでいます。
教科書も読んでおいてくださいね。


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